海外の作品でおすすめの医療ドラマ

日本の医療ドラマはほとんど見たという人は、海外の作品にも目を向けてみてはいかがでしょうか。海外は、日本とは医療事情が異なることも多いため、看護師として働く人にとっては「日本ではこんなこと考えられない」と感じることが多いかもしれません。ただ、命と向き合う現場であることに変わりはなく、看護師が楽しめる作品もたくさんあります。

海外の医療ドラマでおすすめの作品は、2005年にスタートして以来高い人気を誇っている「グレイズ・アナトミー」です。シアトルにある大病院の外科に勤務するインターンのメンバーが、苦悩や葛藤を感じながら成長していく姿が描かれています。仕事だけでなく恋愛の要素も含まれており、仕事にも恋愛にも一生懸命なその姿からは、ポジティブな気持ちを受け取ることができるでしょう。

また、「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」も注目すべき作品の一つです。実話を元にしたドラマで、エリック・マンハイマーの回顧録、「12人の患者ベルビュー病院での生と死」が原作となっています。ストーリーは、一人の医師が古い体質を持つ病院を改革し、患者に最良の医療を受けさせようと奮闘するというもの。
古い体質と対峙する医師の物語は、日本の医療ドラマでも描かれることが多いため、親近感を持って楽しめることでしょう。また、海外の医療体制などの現状も垣間見れるため、看護師という立場から、日本と同じ部分や違う部分を探してみても面白いかもしれません。