多くの看護師が見ていると言われている日本の医療ドラマに「コードブルー」という作品があります。フライトドクターたちの成長を描いたもので、このドラマをきっかけにドクターヘリの存在を知ったという方がいたり、ドラマが放送された期間中はドクターヘリの稼働率が上がったという社会現象が起きたりしたとも言われています。
コードブルーというドラマでは、救命センターに研修医数名がフライトドクター候補生として赴任してきます。厳しい救急救命の現場において様々な危険や困難を切り抜け、それぞれの研修医が葛藤を抱えながら一人前のフライトドクターになっていくというストーリーです。リアリティのある医療現場が一つの見所と言える作品です。ドラマはシリーズ化、映画化もされており、幅広い層に人気のある医療ドラマとなっています。
もう一つ、看護師の間で人気が高いと言われている医療ドラマが「ドクターX」です。大門未知子という主人公が特定の医療機関には属さずに、フリーランスの外科医として様々なオペに挑むというストーリー展開で、主人公の決めゼリフでもある「私、失敗しないので」というフレーズが話題となり、人気を後押ししています。また、教授たちのサポートや雑用など医師免許がなくてもできる仕事には「いたしません」の一言で跳ね除けるなど、ハッキリとした物言いが視聴者を痛快な気分にさせているところも見どころと言えるでしょう。
とはいえ、実際に人気のドラマのような決めゼリフを言う人はそうそういませんよね。現実の医療現場とドラマの中で起こる現場との違いにモヤモヤしている看護師も多いことでしょう。医療従事者目線でドラマを楽しみたい方には、『看護師が語る医療ドラマアレコレ』という情報サイトがおすすめです。